厳選三百点を前後期に分け一挙大公開
書とは言葉の表現であり、ゆえに書は文学である──
現代における書の美をひたすら追究し、
言葉と格闘し続けてきた九楊の全軌跡。
代表作ほか初公開・未公開を含めた
厖大な作品群をラインアップ、
前期・後期に分けたロングラン展覧会としてご案内します。
上野の森美術館(東京)
石川九楊大全実行委員会
日本経済新聞社
上野の森美術館
株式会社思文閣
サントリーホールディングス株式会社
八海醸造株式会社
三洋化成工業株式会社
笠原健治(株式会社MIXIファウンダー)
株式会社グラフィック
株式会社SCREENグラフィックソリューションズ
株式会社モリサワ
キンキダンボール株式会社
吉田浩一郎(株式会社クラウドワークス)
株式会社サンエムカラー
大塚オーミ陶業株式会社
カモ井加工紙株式会社
京都精華大学
株式会社ほぼ日
株式会社竹尾
株式会社ミネルヴァ書房
株式会社左右社
市之倉さかづき美術館
文字文明研究所
書家。1945年福井県生まれ。京都大学法学部卒業。京都精華大学教授、文字文明研究所所長を経て、現在、同大名誉教授。「書は筆蝕の芸術である」ことを解き明かし、書の構造と歴史を読み解く。評論家としても活躍し、日本語論、日本文化論は各界にも大きな影響を与える。作品制作・執筆活動、いずれの分野でも最前線の表現と論考を続け、制作作品は二千点以上、著作刊行は百点を超える。
サントリー学芸賞(1990)『書の終焉』(同朋舎出版)
京都府文化賞功労賞(2000)
毎日出版文化賞(2002)『日本書史』(名古屋大学出版会)
日本文化デザイン賞(2002)・京都新聞大賞文化学術賞(2003)
大佛次郎賞(2009)『近代書史』(名古屋大学出版会)
京都市文化功労者(2021)
『歎異抄』(二十一連作)、『源氏物語書巻 五十五帖』
『9・11シリーズ』『3・11シリーズ』『碧梧桐一〇九句選』など。
制作作品は既発表1000点、未発表1200点を超える。
『氷焔』(原色社)
『しかし』(思文閣出版)
『自選自注石川九楊作品集』(新潮社)
『石川九楊作品集 俳句の臨界 河東碧梧桐一〇九句選』(左右社)
『歎異抄』(京都書院)など。
『書の風景』(筑摩書房)
『筆蝕の構造』(筑摩書房)
『二重言語国家日本』(東京大学出版会)
『石川九楊著作集』全12巻(ミネルヴァ書房)など。
これまでに百冊以上を上梓。
『書の宇宙』全24巻(二玄社)
『蒼海 副島種臣書』(二玄社)など